2011年7月4日月曜日

音と光のユニバーサルデザイン実験

http://www.kictec.co.jp/news2/tyofusyakaijikken/index.htm
2009413日京王電鉄調布駅,駅前広場に「音・光・サインで歩行者誘導実験」が光と音とサインのユニバーサルデザイン研究会が中心となって調布市都市整備部街づくり推進課のご協力を得て実施しました。本実験は新しい照明手法(高輝度LED等)や音響手法、サインシステムとその連携による相乗効果により、従来不十分であった高齢者・視覚障害者を含むすべての人に有効な移動支援を提案し、より利便性の高い都市環境のあり方を研究することを目的としています。現在、調布市と調布市視覚障害者福祉協会のご協力を戴き、「光と音とサイン」を連携させたシステムを検証する社会実験を実施しており、そのフィールドにおいてロービジョン者を対象とした歩行実験とアンケート調査を行いました。本システム対して改善課題も挙げられましたが、「光と音とサイン」を融合させた案内システムは今までなく、実用化を待ち望む声が多く聞かれました。


ユニバーサルデザインとバリアフリーを混同している人がいるがいるが両者はすこしちがうものである。バリアフリーというのは障害を持つ人のみの生活の中での段差等の障壁(バリアー)を取り除くことをいう。ユニバーサルデザインとはそこからさらに広げて、すべての人の便利さを追求したもののことを言う。
上の記事のようなことは誠にユニバーサルデザインだと思う。こういうものが取り入れられれば、まず視覚障害者の人の移動ができやすくなることが期待できる。ついでに私のようなひどい方向音痴で、空の明るさが変われば一瞬同じ場所でもわからなくなるような人もスムーズに道を歩けそうだ。方向音痴でない人にも、きっと便利だ。
このような道をあるけるようになる日が楽しみだ。


ところで、ユニバーサルデザインとバリアフリーの違いを上で少し説明したが、考えてみると段差をなくすことだってユニバーサルデザインになるのではないかと思いついた。段差をなくせば誰だって蹴躓く恐れがなくなり、安全だ。ユニバーサルデザインとバリアフリー。この二つの概念の線引きは案外難しいかもしれない。

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