2011年7月25日月曜日

TAB譜、ギタープロの存在。


シーケンサーソフトなどは、使いこなせたら、かなり便利であることは確かだ。
 
 ギター専用のシーケンサーがある。「ギタープロ」というやつだ。こいつはべつに単にギターの音を出すだけとかじゃない。五線譜に音符を入力すれば、その下に「TAB譜」とよばれるものが表示されていく。ギター弾きはたいがい楽譜が読めず、このTAB譜に頼ることが多い。


 
この画像はエレキギターであって私が引くのはアコースティックギターというものなのだがそれはおいといて。
ギターの弦は一番上の上の太い弦から6弦、5弦、4弦、3弦、2弦、1弦と呼ばれる。区切り目みたいなやつのことはフレットという。タブ譜はそれに対応して、

上のように、6本の線が引かれている。一番上の線が一弦を指す。この線の上に3だの4だのの数字が描かれ、楽譜の読めない多くのギター弾きはそれをもとに曲を奏でている。

ドレミファソラシドを五線譜にすると以下のようになる。


楽譜も読めないしギターも初心者な人ならまず弾けない。

けどこれが


となると、2弦の3フレット、3弦解放(どこも押さえず弾くこと)、3弦の2フレ・・・と弾いていけばいいことが誰にでもわかる。


ギター弾きにとってTAB譜は素晴らしい存在だ。さらに五線譜を簡単にTAB譜になおしてくれる、ギタープロはもっとすばらしい。

ギターを弾く人はとくに音楽をやっていたというわけでもなく、ただかっこいいからという理由ではじめたひとが多い(自己紹介・・・)。そのため、五線譜が読めず、困る人ばかりである。

五線譜のよめない、楽器初心者にも音楽をかなでられるようにする、TAB譜やギタープロは、誰にでも楽しめる芸術、ユニバーサルデザインの一部のように、私は思う。

2011年7月11日月曜日

シーケンサー

ブログの最初に言っていたシーケンサーと音のユニバーサルデザインとやらを結びつけられたらいいなあということで、シーケンサーについて少しだけ紹介しよう。

シーケンサー〔しーけんさー;sequencer]
いくつかの操作を決められた手順に従って行う装置。音楽の分野ではシンセサイザーなどの電子楽器の自動演奏を制御する機器を指す。(日経パソコン用語辞典より)

 ちょっとわかりづらいけど、まあ、パソコン等で打ち込んだら勝手に、ピアノだのギターだのさらにはドラムまでもを勝手に演奏してくれるものです。
 ネット上には無料のそういうソフトがたくさんあるので、私も試しにいくつかダウンロードしたことがあるが、非常にあつかいづらかった・・・
 扱いづらいのはフリーだったからで、お金を出せば、それなりに使いやすいものがあるのかもしれないけれど。

2011年7月4日月曜日

音と光のユニバーサルデザイン実験

http://www.kictec.co.jp/news2/tyofusyakaijikken/index.htm
2009413日京王電鉄調布駅,駅前広場に「音・光・サインで歩行者誘導実験」が光と音とサインのユニバーサルデザイン研究会が中心となって調布市都市整備部街づくり推進課のご協力を得て実施しました。本実験は新しい照明手法(高輝度LED等)や音響手法、サインシステムとその連携による相乗効果により、従来不十分であった高齢者・視覚障害者を含むすべての人に有効な移動支援を提案し、より利便性の高い都市環境のあり方を研究することを目的としています。現在、調布市と調布市視覚障害者福祉協会のご協力を戴き、「光と音とサイン」を連携させたシステムを検証する社会実験を実施しており、そのフィールドにおいてロービジョン者を対象とした歩行実験とアンケート調査を行いました。本システム対して改善課題も挙げられましたが、「光と音とサイン」を融合させた案内システムは今までなく、実用化を待ち望む声が多く聞かれました。


ユニバーサルデザインとバリアフリーを混同している人がいるがいるが両者はすこしちがうものである。バリアフリーというのは障害を持つ人のみの生活の中での段差等の障壁(バリアー)を取り除くことをいう。ユニバーサルデザインとはそこからさらに広げて、すべての人の便利さを追求したもののことを言う。
上の記事のようなことは誠にユニバーサルデザインだと思う。こういうものが取り入れられれば、まず視覚障害者の人の移動ができやすくなることが期待できる。ついでに私のようなひどい方向音痴で、空の明るさが変われば一瞬同じ場所でもわからなくなるような人もスムーズに道を歩けそうだ。方向音痴でない人にも、きっと便利だ。
このような道をあるけるようになる日が楽しみだ。


ところで、ユニバーサルデザインとバリアフリーの違いを上で少し説明したが、考えてみると段差をなくすことだってユニバーサルデザインになるのではないかと思いついた。段差をなくせば誰だって蹴躓く恐れがなくなり、安全だ。ユニバーサルデザインとバリアフリー。この二つの概念の線引きは案外難しいかもしれない。